1. 垂直の確認 図10のように、スピンドルと加工テーブルの間に三角定規を当てて、両者が垂直になっているかを確認します。 説明書で青い辺で示されている接触面に注目してください。この青い辺の部分に隙間ができて三角定規がぴったりと密着しない場合、垂直が出ていない証拠です。
2. 垂直の調整 垂直が出ていない場合は、図11に示されている青い四角で囲まれたネジを緩めて調整します。 基本的には、スピンドル本体を固定している中央の4本のネジを少し緩めるだけで調整できます。 手でスピンドルの角度を微調整し、三角定規が隙間なくぴったりと密着するようにしてください。
3. 固定と再確認 調整が終わったら、緩めたネジを締めてスピンドルを固定します。固定後、再度三角定規を当てて、ネジを締めた際に角度がずれていないか最終確認を行ってください。
【重要:作業時の注意】 調整後に中央の4本のネジを締める際、締めすぎないように注意してください。 強く締めすぎると、スピンドル取り付け用のネジ穴が潰れ、固定強度の低下の原因となることがあります。