卓上CNC

MetallKraft Mill | MetallMeister
Machining Unit / Systems MetallMeister / MetallKraft

MetallKraft Mill

家電のように買い替えるのではなく、調整・保守しながら長く使うための卓上CNC。標準機を基準に、代表の岩崎が機械構造・電子回路・制御ソフトを横断し、工具、保持、切削条件まで加工目的に合わせます。

正面から見たSUS304板金筐体のMetallKraft Mill
PhaseDesign Revision
Power24V / 5A
StructureSUS304

Current Status

現在の開発・販売状況

現在は正式販売前です。受注開始は9月中旬を予定し、仕様・価格は確定後に案内します。用途相談と受注開始通知は受け付けています。

Development機体・回路を評価中
Sales受注開始は9月中旬を予定
StructureSUS304板金筐体を採用
Support旧機Boxion-2015は継続サポート

Release Roadmap

販売開始までの進捗

改良試作機の組み上げ・調整を終え、機体・回路の評価へ進んでいます。9月中旬の受注開始に向けて、実切削評価と販売準備を進めます。

60%Current
0%初期試作機で課題を確認
35%課題を3Dモデルへ反映
42%改良試作機を組み上げ・調整
60%機体・回路を評価
80%実切削で能力と条件を取得
100%9月中旬・受注開始

Purpose-fit Customization

標準機を、加工目的に合わせる

何でも一品設計にするのではなく、共通構成を残しながら、岩崎が加工成立に必要な部分だけを整理・調整します。

材料・ワークから確認

材料、寸法、形状、必要精度を確認し、標準機で成立するかを先に判断します。

工具・固定を選定

エンドミル、突出し量、コレット、治具を加工内容に合わせて整理します。

制御・加工データを調整

FluidNC、CAM、Gコード、送り、回転数、切り込みを機体と一体で詰めます。

必要なら機体構成を変更

標準構成で不足する場合に限り、保持部、センサ、配線、機構の変更範囲を提案します。

対応範囲、成果物、費用は事前に確認します。全ての材料・形状・精度を無条件に保証するものではなく、加工条件と機体能力から成立性を判断します。

Development Status

使い続ける道具として成立させる

高価な部品を足す前に、荷重経路、支持間距離、箱型構造、調整点の削減で剛性と再現性を稼ぐ方針です。

斜めから見たSUS304板金筐体のMetallKraft Mill

R&D Status

最適解への検証は、現在も進行中。

MetallKraft Millは、初期試作の課題を反映した改良試作機を組み上げ、機体と回路を評価している段階です。SUS304板金の箱型構造、POMブッシュ、リニアシャフト、T8リードスクリューを組み合わせ、実機で構成を確認しています。

狙いは「自作機っぽい安さ」ではなく、販売後の調整、保守、故障リスクまで含めて成立する小型CNCです。仕様はリリース直前まで、構造合理性と商品性の両方からブラッシュアップします。

Core Features

卓上CNCとして効く設計

支配的なのは、部品単体の豪華さではなく、刃先までの荷重経路と組み立て再現性です。

SUS304板金の箱型構造

SUS304板金を箱型に使い、曲げフランジをリブとして活用。防錆性と管理性を確保しながら、材料と形状で必要な剛性を稼ぎます。

支持間距離を詰めたリニアシャフト

アルミ軽切削の条件から、シャフト径とスパンを決める設計。Z軸のオーバーハングを短くし、刃先の逃げとビビリを抑えます。

送り機構はシンプルに管理

NEMA17、T8リードスクリュー、真鍮ダブルナットを組み合わせ、バックラッシュと失速リスクのバランスを取ります。調整点を増やしすぎない構成です。

組み立てやすさを精度に変える

曲げ公差でカジリや穴ズレが出やすい箇所を避け、フラット面を基準にする設計。販売後の再現性と保守性を重視します。

Hardware Architecture

主要コンポーネント

24V 5Aの制約内で、主軸、送り、制御、筐体をまとめて成立させる構成です。

Main Frame

SUS304板金 箱型構造

SUS304 sheet-metal monocoque / flange rib

ベースとガントリーに板金の箱型構造を使い、防錆性と保守性を確保しながら荷重経路を短くします。

Spindle

DCモーター + 増速ベルト

PMDC motor / ER11 / up to 10,500 rpm

アルミ軽切削に必要な回転数とトルクのバランスを取り、電源容量内で安定して使うことを優先します。

Linear Motion

リニアシャフト + POMブッシュ

XY: phi16 / Z: phi12 / both-end support

高価なリニアガイドを前提にせず、支持間距離と配置で刃先の逃げを抑える構成です。

Drive Train

NEMA17 + T8リードスクリュー

Pitch 4 mm / brass double nut / spring preload

分解能、推力、速度、予圧、発熱のバランスを取り、低コストで扱いやすい送り系を目指します。

Control & Power

FluidNC + 24V 5A電源

32bit control / Wi-Fi / Ethernet / USB

WebUIで操作できる制御系を採用。主軸とステッピングモーターの電力配分を、120Wの範囲で最適化します。

Service

交換しやすい汎用部品中心

Low cost / maintainable / reproducible

販売後の保守を考え、入手性の高い部品と単純な構造を優先します。

Specifications

主要スペック

開発中のため、正式仕様は確定後に案内します。ここでは現時点の想定構成を整理しています。

予定販売価格未定
製品名MetallKraft Mill
加工対象アルミ軽切削、真鍮、樹脂、基板(PCB)
外形寸法底面 約 350 × 350 mm
筐体構造SUS304板金 箱型構造 + フランジ補強
スピンドル駆動方式ブラシ付きDCモーター / ベルト増速 / ER11コレットチャック
リニアガイド機構XY軸 phi16、Z軸 phi12 リニアシャフト + POMブッシュ
送り機構T8 ステンレスリードスクリュー(ピッチ4mm)+ 真鍮ダブルナット
駆動モーターNEMA17 ステッピングモーター(40mm厚モデル想定)
電源・制御24V 120W(5A)/ FluidNC / Wi-Fi / Ethernet / USB
出荷形態完全完成品(調整済み)を想定

Workflow

加工までの流れ

FluidNCのWebUIを中心に、粉塵のある作業場所へPCを常時置かない運用を想定しています。

Design

形状を設計

Fusion 360 / SolidWorks

加工する部品と固定治具をCADで作成します。

CAM

加工条件を作成

Fusion 360 / FreeCAD

工具、回転数、送り、切り込みを設定し、Gコードを出力します。

Control

機体へ送って加工

FluidNC WebUI

Wi-Fi、LAN、USBからGコードを送り、加工を実行します。

Package

パッケージ内容

完成品として導入しやすい構成を想定しています。工具や固定治具は用途に合わせて選定します。

同梱予定

  • MetallKraft Mill 本体(組立・調整済)
  • 専用電源(24V 120W)
  • 初期セットアップガイド

別途用意するもの

  • 加工用途に合わせたエンドミル
  • ワーク固定用治具
  • Gコード生成用PC
Note: FluidNC搭載のため、制御専用PCを常時接続しておく必要はありません。

FAQ

よくある質問

現時点で導入前に確認されやすい項目を整理しています。

Q. リニアシャフト構成で剛性は足りますか?

A. アルミ軽切削に用途を絞り、切削抵抗、支持間距離、シャフト径、Z軸オーバーハングをセットで詰めています。産業機のような重切削ではなく、卓上機の条件に合わせた設計です。

Q. 鉄(SS400など)は削れますか?

A. 基本はアルミ、真鍮、樹脂、PCB向けです。鉄系材料は条件出しがかなり厳しくなるため、標準用途としてはアルミ軽切削を想定してください。

Q. SUS304板金で精度の高い組み立ては可能ですか?

A. 曲げ公差で影響が出る箇所を避け、基準面と荷重経路を整理する設計にしています。部品点数を増やすより、組み立て時のズレやカジリを起こしにくい構造を優先します。

Q. エンドミルや保守部品は相談できますか?

A. 相談できます。加工材料、ワークサイズ、必要面粗さ、固定方法が分かると、工具や交換部品の選定まで整理しやすくなります。

Q. 用途に合わせたカスタマイズはできますか?

A. 標準機を基準に、工具、保持、FluidNC設定、加工条件、一部の機体構成を検討します。最初に材料、ワーク寸法、必要精度を確認し、対応範囲と費用を提示します。

Legacy Support

Boxion-2015 継続サポート

旧機をご導入いただいたユーザー向けの保守・保証は、MetallKraft Millへの移行後も継続します。

Boxion-2015 外観

Existing Users

旧機「Boxion-2015」の保守を継続

MetallKraft Millの開発・移行に伴う、既存システムのサポート停止はありません。ご契約時の規定に基づく保証・テクニカルサポートを継続し、主要な交換用コンポーネントも保守対応します。

Contact

導入・技術相談

標準機の導入、用途別カスタマイズ、工具・固定、FluidNC、切削条件まで、加工目的から相談できます。