Current Status
現在の開発・販売状況
現在は正式販売前です。仕様・価格は確定後に案内します。用途相談と販売開始通知は受け付けています。
Release Roadmap
販売開始までの進捗
初期試作で得た改善点を3Dモデルへ反映中です。8月の完成を目標に、改良試作と評価へ進めます。
Development Status
使い続ける道具として成立させる
高価な部品を足す前に、荷重経路、支持間距離、箱型構造、調整点の削減で剛性と再現性を稼ぐ方針です。
R&D Status
最適解への検証は、現在も進行中。
MetallKraft Millは、初期試作で見えた課題を改良設計へ反映している段階です。SUS304板金の箱型構造、POMブッシュ、リニアシャフト、T8リードスクリューを組み合わせ、汎用部品を実用レベルまで引き上げる構成を詰めています。
狙いは「自作機っぽい安さ」ではなく、販売後の調整、保守、故障リスクまで含めて成立する小型CNCです。仕様はリリース直前まで、構造合理性と商品性の両方からブラッシュアップします。
Core Features
卓上CNCとして効く設計
支配的なのは、部品単体の豪華さではなく、刃先までの荷重経路と組み立て再現性です。
SUS304板金の箱型構造
SUS304板金を箱型に使い、曲げフランジをリブとして活用。防錆性と管理性を確保しながら、材料と形状で必要な剛性を稼ぎます。
支持間距離を詰めたリニアシャフト
アルミ軽切削の条件から、シャフト径とスパンを決める設計。Z軸のオーバーハングを短くし、刃先の逃げとビビリを抑えます。
送り機構はシンプルに管理
NEMA17、T8リードスクリュー、真鍮ダブルナットを組み合わせ、バックラッシュと失速リスクのバランスを取ります。調整点を増やしすぎない構成です。
組み立てやすさを精度に変える
曲げ公差でカジリや穴ズレが出やすい箇所を避け、フラット面を基準にする設計。販売後の再現性と保守性を重視します。
Hardware Architecture
主要コンポーネント
24V 5Aの制約内で、主軸、送り、制御、筐体をまとめて成立させる構成です。
Main Frame
SUS304板金 箱型構造
SUS304 sheet-metal monocoque / flange ribベースとガントリーに板金の箱型構造を使い、防錆性と保守性を確保しながら荷重経路を短くします。
Spindle
DCモーター + 増速ベルト
PMDC motor / ER11 / up to 10,500 rpmアルミ軽切削に必要な回転数とトルクのバランスを取り、電源容量内で安定して使うことを優先します。
Linear Motion
リニアシャフト + POMブッシュ
XY: phi16 / Z: phi12 / both-end support高価なリニアガイドを前提にせず、支持間距離と配置で刃先の逃げを抑える構成です。
Drive Train
NEMA17 + T8リードスクリュー
Pitch 4 mm / brass double nut / spring preload分解能、推力、速度、予圧、発熱のバランスを取り、低コストで扱いやすい送り系を目指します。
Control & Power
FluidNC + 24V 5A電源
32bit control / Wi-Fi / Ethernet / USBWebUIで操作できる制御系を採用。主軸とステッピングモーターの電力配分を、120Wの範囲で最適化します。
Service
交換しやすい汎用部品中心
Low cost / maintainable / reproducible販売後の保守を考え、入手性の高い部品と単純な構造を優先します。
Specifications
主要スペック
開発中のため、正式仕様は確定後に案内します。ここでは現時点の想定構成を整理しています。
| 予定販売価格 | 未定 |
|---|---|
| 製品名 | MetallKraft Mill |
| 加工対象 | アルミ軽切削、真鍮、樹脂、基板(PCB) |
| 外形寸法 | 底面 約 350 × 350 mm |
| 筐体構造 | SUS304板金 箱型構造 + フランジ補強 |
| スピンドル駆動方式 | ブラシ付きDCモーター / ベルト増速 / ER11コレットチャック |
| リニアガイド機構 | XY軸 phi16、Z軸 phi12 リニアシャフト + POMブッシュ |
| 送り機構 | T8 ステンレスリードスクリュー(ピッチ4mm)+ 真鍮ダブルナット |
| 駆動モーター | NEMA17 ステッピングモーター(40mm厚モデル想定) |
| 電源・制御 | 24V 120W(5A)/ FluidNC / Wi-Fi / Ethernet / USB |
| 出荷形態 | 完全完成品(調整済み)を想定 |
Workflow
加工までの流れ
FluidNCのWebUIを中心に、粉塵のある作業場所へPCを常時置かない運用を想定しています。
形状を設計
Fusion 360 / SolidWorks
加工する部品と固定治具をCADで作成します。
加工条件を作成
Fusion 360 / FreeCAD
工具、回転数、送り、切り込みを設定し、Gコードを出力します。
機体へ送って加工
FluidNC WebUI
Wi-Fi、LAN、USBからGコードを送り、加工を実行します。
Package
パッケージ内容
完成品として導入しやすい構成を想定しています。工具や固定治具は用途に合わせて選定します。
同梱予定
- MetallKraft Mill 本体(組立・調整済)
- 専用電源(24V 120W)
- 初期セットアップガイド
別途用意するもの
- 加工用途に合わせたエンドミル
- ワーク固定用治具
- Gコード生成用PC
FAQ
よくある質問
現時点で導入前に確認されやすい項目を整理しています。
Q. リニアシャフト構成で剛性は足りますか?
A. アルミ軽切削に用途を絞り、切削抵抗、支持間距離、シャフト径、Z軸オーバーハングをセットで詰めています。産業機のような重切削ではなく、卓上機の条件に合わせた設計です。
Q. 鉄(SS400など)は削れますか?
A. 基本はアルミ、真鍮、樹脂、PCB向けです。鉄系材料は条件出しがかなり厳しくなるため、標準用途としてはアルミ軽切削を想定してください。
Q. SUS304板金で精度の高い組み立ては可能ですか?
A. 曲げ公差で影響が出る箇所を避け、基準面と荷重経路を整理する設計にしています。部品点数を増やすより、組み立て時のズレやカジリを起こしにくい構造を優先します。
Q. エンドミルや保守部品は相談できますか?
A. 相談できます。加工材料、ワークサイズ、必要面粗さ、固定方法が分かると、工具や交換部品の選定まで整理しやすくなります。
Legacy Support
Boxion-2015 継続サポート
旧機をご導入いただいたユーザー向けの保守・保証は、MetallKraft Millへの移行後も継続します。
Existing Users
旧機「Boxion-2015」の保守を継続
MetallKraft Millの開発・移行に伴う、既存システムのサポート停止はありません。ご契約時の規定に基づく保証・テクニカルサポートを継続し、主要な交換用コンポーネントも保守対応します。
Contact
導入・技術相談
MetallKraft Millの導入相談に加えて、切削試験、OEM、共同開発も相談できます。